光合成の実験BTB液を使う問題は多く出る。酸性・中性・アルカリ性で間違えないように注意。

生物

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実験①

水に浸けたクロモに電灯を近づけて光を浴びでると泡が出てくる。

これはクロモが光合成を行えている状態で酸素が出てきているためである。

※電灯がクロモから離れていけば出てくる泡の数も少なくなる。

②実験②・BTB液を使う実験

試験管にクロモを入れてBTB液に浸すゴム栓で塞ぎます。

※蓋をする前、息を吹き込んで緑色になる。なぜ?

息の中の二酸化炭素を水に溶かす。

実験の結果は液の色が青色に変化した。

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なぜ?なんだろう??

※光合成の実験の最初に,「呼気を吹き込み緑色にした…」という操作をしています。
これは,人間のはく息にふくまれている二酸化炭素を水にとかすための操作です。


青色(アルカリ性)のBTB溶液に,緑色(中性)になるまで二酸化炭素をとかしたことになります。


 ・さらに吹き込むと黄色(酸性)になります。
 ・二酸化炭素のとけた水(炭酸水)は,酸性の水溶液です。

酸性=二酸化炭素が多い。BTB液は黄色

中性=二酸化炭素が少ない。BTB液は緑色 

アルカリ性=二酸化炭素がない。BTB液は青色

水中の二酸化炭素が減りアルカリ性に変化した。

BTB溶液は,酸素の増減によって色は変化しません。 光合成の実験の場合,溶液にとけた二酸化炭素によって色が変化します。 二酸化炭素は水にとけて酸性を示します。

わかったこと。

息の中には二酸化炭素がありクロモが光合成する(水+二酸化炭素)

光合成で二酸化炭素が使われたことで色が変化していくことになる

二酸化炭素が減るとアルカリ性になる

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