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食う・食われるの関係性
メダカを入れた水槽で長い間、飼育しているとフンを分解するバクテリアや分解した養分を吸収して光合成をする植物性プランクトンが増える。
その後は植物性プランクトンを食べる動物性プランクトンが増えてくることになる。
その場合はメダカにエサを与えなくてもメダカはプランクトンを食べて生活できます。
このように食物による喰う・食われる関係を食物連鎖と呼ぶ。
植物プランクトン⇨動物プランクトン⇨メダカ⇨大きな魚⇨鳥のように続いていきます。
植物プランクトンは食べることがなく自分で栄養を作ります。生産者と呼ぶ。
植物プランクトンを食べる。この植物プランクトンを食べるの動物プランクトンが第一次消費者、それを食べるのがメダカが第二消費者になる。生物の分や死骸を分解するバクテリアは分解者と呼ぶ。
生体量ピラミット
植物が最も多い。
ピサミッドの上位になると数は少ない。植物は底辺。
大きい肉食動物を頂点としている。
ピラミットの形をしている。バランスを取って共存している。
生物を食べる動物をその生物の天敵と呼ぶ。食べられる生物がその天敵より非常に多くないと天敵もエサがなくなってしまう。
数の釣り合いを保つ仕組み
①下記の図のオレンジ色の生物が増えたとします。
②そうなると黄色の生物が減りますよね。(沢山食べられてしまう)オレンジの生物が多くなるので赤の生物は増えてきます。
③赤の生物が増えるとオレンジが減ります。
④オレンジの生物が減ると黄色の生物が増えてきます。
このように自然界ではバランスをとりながら生活しているのです。
生体間の気体
植物プランクトンが昼間に光合成で作り出した酸素を生物が取り入れて呼吸し二酸化炭素を出している。
この二酸化炭素を再び植物プランクトンが吸収する。
夜間は植物プランクトンも光合成ができないので呼吸だけしている。
動物性プランクトン
特徴
他のプランクトンを食べて養分をとる。
自分で動くことができる。
種類
ミジンコ・ゾウリムシ・アメーバ・ツリガネムシ
ミジンコのサイズは大きい。ゾウリムシはせん毛がある。
植物性プランクトン
特徴
葉緑体を持ち養分を作る。(光合成)
自分で動けない。
種類
ツヅミモ・アオミドロ・ケイソウ・クンショウモ・イカダモ・ミカヅキモ。
アオミドロはサイズが大きい。
※中間のプランクトン
特徴
ミドリムシは葉緑体を持ち光合成をして栄養分を作り出している。そのためエサは食べません。
また、べん毛を持っているので移動することもできます。
種類
ミドリムシ・ボルボックス。
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